2019-05-28から1日間の記事一覧

百物語 五十四回目「付喪神」

高校生のころの話である。絵の師匠のアトリエには色々なものがあったが。中には、名状の付けがたいものがあった。例えば。螺旋を描く棒状のもので、虹のように様々な色彩が彩色されているもの。アクリル絵の具でおそらくクリスタルバーニッシュかなにかでつ…